貴社の強みや特長を教えてください。
當山様:弊社には税理士だけでなく、行政書士や元銀行マンなど、豊富な人材が揃っています。税務会計に関することに限らず、融資をはじめ、幅広い相談に対応できます。税務を中心に、コンサルティングサービスも展開していることが特長のひとつです。
上間様:弊社は、沖縄でも有名な観光地である北谷町にあります。観光産業がメインの街ですが、コロナウイルスの影響で観光客が減り、顧問先の経営にも大きく響いています。融資の相談も増えていて、顧問先以外の企業からの相談もいただいています。スタッフに元銀行マンがいますので、融資に必要な書類の準備も、助言をしながらスムーズに、スピード感を持って対応しています。今は辛抱の時期ですが、頑張って前に進まないといけない。その気持ちに寄り添って、一緒に進んでいけることが弊社の強みです。
顧問先企業のサポートについて、もっとも重視している点はございますか。
當山様:顧問先とのコミュニケーションを大切にしています。コミュニケーションをとって、信頼関係を築くということです。税理士事務所というと、敷居が高いと感じて、構えてしまう方も多いです。コミュニケーションをとることで、その敷居を下げられるように取り組んでいます。同じ目線に立つことで、初めて本音が聞けると思います。そこで課題を見いだし、解決に繋げていけるように心がけています。
bixidを顧問先企業支援で導入したきっかけは何ですか。
當山様:税理士事務所から紹介いただきました。実際にbixidを見てみたら、とても分かりやすく、操作がしやすかったのが導入のきっかけです。数字が得意ではない経営者も、これなら分かりやすいのではと感じました。
事務所内のbixidへの関与度を具体的に教えてください。
上間様:顧問先の多くは、bixidを導入して間もない企業が多いのですが、これからbixidを使って毎月のモニタリングを行っていく予定です。私自身もbixidを勉強して使っていきたいと考えています。bixid導入前も、違うかたちで予実管理などを行っていました。事務所の会計システム環境も整ってきたので、これからはbixidに統一して、フル活用していきたいですね。
bixid導入後、工数や生産性にどのような変化がありましたか。
上間様:bixid導入前は、月次決算や会議のたびに分厚い紙の資料を用意していて、それはある意味で「重み」がありました。bixid導入後はペーパーレスになり、資料を用意する時間や作業がなくなったので、効率が良くなりました。その分、これまであった「重み」がなくなったわけですが、bixidのデータを使って効率的に説明ができる会議は、数字のことだけを話す会議ではなく、これからの経営に繋がるような、アイデア会議の場に進化していると感じています。決められた時間をお客様とどう過ごすか、コミュニケーション力、人間力が生きてくる時代に対応していくという考えが芽生えたのも、導入後の変化だと感じています。
bixid導入後、サービス内容にどのような差が生まれましたか。
當山様:税理士事務所としては、bixidはとてもお勧めしやすく、販売しやすい商品だと思います。顧問先にbixidを導入いただくことは、弊社の売り上げにも繋がるのですが、それは、よりよいサービスにかたちを変えて、顧問先に還元できると考えています。
上間様:bixidは他の会計ソフトとの連携が取りやすいのも特長のひとつだと思います。連携していることで、顧問先の質問に対して、細かい数字の部分もすぐに確認でき、スピーディーに対応できるようになりました。ビジュアルで、直感的に変化が分かるところや、解説してくれるキャラクター(bi-bo)を気に入っている方も多いです。
顧問先企業の、bixidに対する反応はいかがですか。
上間様:反応はとてもいいです!最近は、コロナウイルスの影響で経営が厳しくなったので融資を受けたい、という相談が多く、必要な書類提出にあたって、試算表をくださいと言う方が多いです。そんな時、bixidにデータが登録してあれば、すぐに用意できます。他にも、bixidなら経営状況がリアルタイムで見られるなどの機能を気に入っていただけています。私自身bixidが好きで、自信を持ってお客様に勧めていますので、それが伝わっているのだと思います。bixidは、新しいコミュニケーションツールとしても有効ですね。
bixidにどんなことを期待していますか。
當山様:過去の数字を振り返るのは大切ですが、やはり明るく、未来の話をした方が前向きになれますよね。
bixidはその時の経営状況がすぐに分かるので、過去も見ながら、未来もイメージできるシステムだと思います。bixidを見ながら、顧問先の社長と未来の話で盛り上がりたいです!
上間様:bixidは単年度計画をつくることができますが、これを利用して5ヵ年計画が作れるようになると良いと思います。bixidひとつで、会計業務のすべてが網羅できたら良いですね。
最後に、今後の展望をお知らせください。
當山様:将来的には、ひとつの窓口でお客様が満足できるような組織作りを考えています。コロナウイルスの影響で、世の中の状況は目まぐるしく変わってきています。時代の変化に合わせて、柔軟にしなやかに変化していくことで、より会社を強くしていきたい。顧問先の業種はさまざまですが、顧問先の方でも、いい意味で変化していってほしいと思っています。まずは、私たち事務所側が変わっていこうとしていることを伝えて、顧問先の方でも考えるきっかけになればと思っています。そのお手伝いをしていくことで、顧問先の経営状況の改善に繋げていきたいと考えています。