企業の伴走者となり、
多くの「ありがとう」を生み出す。

税理士法人アイ・パートナーズ
代表:石渡 哲哉 様
社員税理士:浜田 晴香 様
貴社の強みや特長を教えてください。
石渡様:弊社は40年前に事務所を開設いたしまして、その時のお客様が病院だったというご縁もあり、現在ではお客様の3割が医療機関です。その特殊な業界で、実データを持っていることに強みがあると思っています。今後は医療機関のお客様に対し、ただ”多い”だけではなく、”強い”事務所になっていきたいと考えております。
浜田様:社内の雰囲気は、採用の時にも言っているのですが、新しいことに果敢に取り組む事務所であり、社歴に関係なく積極的に取り組める人が成長して活躍できるような環境ですね。
bixidの会計データチェック機能を導入したきっかけはなんですか。
浜田様:bixidは、事務所のレベルアップを主目的に導入しました。言いづらいですが、この10年間、事務所内の教育システムが機能しておらず、若手が育っていませんでした。決算時のチェックが凄く大変で、毎月同じことを説明しても浸透しないといった状況でした。昔と違って、今はみんなが税理士になりたくて入社するわけではないので、事務所が求めることと本人が目指すことにギャップがあり、事務所が求めるところまで税務会計のレべルがあがってこないという課題がありました。そのため、月次監査の改革をするために他事務所の取り組みを参考にしてやってみようと試みたのですが、プロジェクトのメンバーだけが頑張って他に浸透せず、断念することが続きました。事務所として新しいことに対する受け入れ態勢が整っていなかったのが要因だと思います。そんな時、東京ステーションホテルで開催されたbixid発表会のイベントに参加して衝撃を受けました。ちょうどその前に、明らかに会計の世界が変わると感じる経験をしたこともあり、最後のチャンスだと思ったんです。
会計データチェック導入後、どのような効果がありましたか。
浜田様:新しいことに取り組んでいるため、その対応や処理に時間がかかっているのが現状です。ただ、これは教育になると思っています。特に消費税法を学んでこなかった職員がbixidで会計データチェックをかけることで、常日頃から消費税の処理を勉強する環境ができたことはよかったです。
石渡様:今はこれまでの属人化していた月次監査から、顧問先を巻き込んで月次監査そのものを大きく変えようとしている最中なのです。具体的には、試算表作成までの工程をデジタル化して機械的に流して省力化を図り、デジタルの強みを生かして視覚に訴える誰もがわかりやすい月次報告をするように努力しております。ただ、やはり抵抗勢力がでてきます。抵抗する職員に対して「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」という言葉を示し、あなたは愚者で良いのかと話したこともあります。
浜田様:bixidをちゃんと活用できている職員は、ツールの良さや効果を感じていると思います。弊社の品質管理室長も初めは抵抗があったようで、試しに自分がチェックした仕訳をbixidのチェックにかけてみたそうです。すると「まだこんな指摘があるのか」と気づかされたという話を聞きました。それを聞いて、ベテランであろうと会計データチェックをかけるべきだなと思いましたね。また、先日bixidのおかげでクレーム回避ができた事例がありました。これはbixidの他の機能を活用した効果といえるのですが、社歴が浅い職員が担当しているお客様で、先方からのニーズ提示をいただき宿題も出されていたにもかかわらず、担当者がうまく受け止めてご対応できていなかったんです。それに対してお客様からご指摘があったので、担当者とその上司が一緒にbixidで単年度計画を作り、現状の経営数値を見せて説明しました。そうすると、お客様の期待以上の回答ができていたようで、クレームを回避することができました。
石渡様:こういったことが起こってしまった原因はコミュニケーション不足にあると感じています。お客様は現状を把握してこれからの経営に対する判断材料が欲しかったようですが、損益計算書だけを説明して貸借対照表をちゃんと説明できていなかったんです。それをキチンと説明することでお客様のご理解を得られたということでした。bixidでビジュアル化して分かりやすく説明することで、お客様は未来が見えてきますよね。それによってお客様の「ありがとう」が生まれてくると感じています。そういった多くの「ありがとう」を生み出したいですね。デジタルがどれだけ発展したとしても、アナログなコミュニケーションは変わらず重要だと思っています。
bixidにどんなことを期待していますか。
浜田様:会計事務所の役割として、記帳代行と申告書作成だけの時代は終わっていると感じています。職員もそのような危機感をもつ者が増えており、月次改革に取り組んでうまくいかなかった以前と違って、事務所全体でbixidの活用に向けて進めている気がしています。弊社は中小企業に特化したコンサルティング会社を目指しています。そのため、お客様と共に走ってサポートができる事務所になれるよう、お客様と未来を確認し合って一緒に対策を立てていく必要があります。bixidはそれを実現するための機能がたくさんあると思っています。
石渡様:既存の業務や事務所の概念を変えなければならないと最近よく思うのですが、そこには各自の自己改革が必要です。bixidはその一歩を踏み出すためのツールだと考えています。また、属人化している業務をbixidで画一化・機械化することで時間が生まれてきます。その空いた時間で、今までよりももっとお客様のことを思い浮かべて仕事をして欲しいと思っています。そうすることで、お客様の未来の伴走者として、役割を果たせるのではないかと考えています。
最後に、今後の展望をお知らせください。
石渡様:WEBの活用が進み、他事務所の改革や工夫などを目の当たりにすることで、刺激を受ける機会が多くなってきました。所内では新しいことをするにあたってのチャレンジ精神がようやく出てきたと感じます。今の事務所規模になってみて、会計事務所とは何だろうと考える中で、確かに今は税務申告業務が大前提ですが、これからマイナンバーが普及・発展することで、そのニーズがなくなってくるのではないか、そうなれば3年に1回程度の申告に対する「ありがとう」しか生み出せなくなるのではないかと思うのです。そんな仕事って面白くないですよね。毎月の「ありがとう」を生み出すためには、やはり中小企業に特化したコンサルティング会社になるという大命題にむけて進むことが、重要だと考えています。旧態依然とした仕事を続けるのではなく、経営者の懐に飛び込んで一緒に未来を創ることを業務としていくと、レッドオーシャンかと思われているこの業界もブルーオーシャンになりえるのではないでしょうか。そう思ってくれる方と共に、この会計業界を良い方向にもっていきたいと思っています。bixidと共に成長していきたいですね。
税理士法人アイ・パートナーズ 様
業務形態:税理士法人/法人
業  種:サービス業
事業概要:税務・会計をはじめとした、各種コンサルティングサービス
所在地:〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2-13-18
設立:1980年7月
社員数:39名
インタビュー協力:
代表:石渡 哲哉 様 社員税理士:浜田 晴香 様