報酬アップと生産性向上を実現した経営支援の工夫

伝えるだけでは届かない伝わる支援が報酬につながる

税理士法人 横浜総合事務所
Team戦略経営支援マネージャー 今井 崇智 様
税理士法人 横浜総合事務所様 導入事例
bixid導入による効果
  • 経営支援の提案:bixid画面を見せると「見やすい」「やってみよう」と前向きな反応がもらえる
  • 報酬UP:月次報告や経営支援の納得感を得たことで報酬アップを実現
  • 生産性向上:報告書作成の工数削減と、月次報告の充実による報酬単価アップにより生産性向上につながった
貴社の強みや顧問先企業のサポートについて、重視している点を教えてください。
今井様:TEAMyoko-so(税理士法人横浜総合事務所)は、「お客様のビジョン実現と真の豊かさの創出をサポートする」を経営理念に掲げ、「なりたい会社になる」を応援するために徹底的にお客様に寄り添うことを大切にしています。
経営には「在り方」と「やり方」の両方が必要であると考え、理念経営や未来会計を基幹業務と位置づけ、業種を問わず、創業期から上場企業まで、お客様のステージに合わせた経営サポートを展開しています。
bixid導入のきっかけを教えてください。
今井様:bixidを知ったのは、弊社が未来会計を推進する中で、YKプランニング様からのご案内がきっかけだったと記憶しています。
bixidの導入を決めた理由は3つあります。1つ目は、経営計画策定により、常時、予実対比が可能となり伴走支援の強化が図れること。2つ目は、変動損益計算書をベースにしたモニタリングやレポートの見やすさ。3つ目は、様々な会計ソフトを利用していてもbixidにアップロードすることでフォーマットが統一でき仕訳まで確認できるため、業務の標準化が図れることが決め手となりました。
税理士法人 横浜総合事務所様 導入事例
導入以前にはどのような課題をお持ちでしたか?
今井様:過去の数字が羅列している試算表を説明しても、経営者に抵抗感を持たれることがあり、数字の理解が進みづらいと感じていました。また、試算表による月次報告では過去の数字を説明しますが、場合によっては2~3ヶ月前の会計データを説明することもあり、最新の経営状況を反映していないため、リアルタイム性に欠けていました。
経営者には未来に軸足を置き、数字との距離を近くすることで、より効果的な経営判断をしていただきたいと考えていました。やはり、経営者の多くは、過去の数字の話をするよりも、未来の話をしている時の方がワクワクした表情をされる方が多く、未来志向の重要性を感じていたのです。
bixidをどのように利用されていますか?
今井様:最も活用するのはモニタリング機能です。特に、売上高と変動費(または限界利益)は、経営者だけでなく、会社全体で意識していただくようにお伝えしています。
目的は「原価率1%の改善が利益に与える影響」を実感していただくことです。そのうえで、「目標利益を確保する」というマインドセットを促すようにしています。一方で、我々も利益を出すために何ができるかを自然と考えられるようになりました。
経営者の意識を変える「モニタリング機能」
経営状況が一目でわかるボックス図で、数字を直感的に把握。売上や原価率、限界利益などの推移を共有することで、数字に抵抗感のある経営者ともスムーズな対話が可能になります。月次報告の質を高めるための基本機能です。
モニタリング機能
導入後にはどのような変化がありましたか?
今井様:月次報告をおこなう際の経営者の視点が「商売」から「経営」へ変化したと感じています。
中小企業の多くは経営者がトップ営業であり、仕事をつくり売上を上げることが重要視され、将来の目標や現状把握に時間を割けないことも少なくありません。「今日儲かったかどうか」ではなく、「目標に近づいているかどうか」が、商売と経営の違いだとすると、bixidを活用することで、経営に一歩踏み出すきっかけになると感じています。
また、効率化の観点ですと、bixidを活用するには、データ取り込みや各種設定により、若干の工数は発生しますが、報告書のペーパーレス化による工数削減と、月次報告の充実による報酬単価アップにつなげることで生産性は向上しています。スタンスとしては、仮に工数が1.1倍になっても、報酬を1.5倍以上にしていくことで生産性が上がっていくイメージです。お客様も数字を通して、自社の未来を考える時間が増え、従来と比べると納得感を得ていただいていると思います。
bixidのおすすめポイントを教えてください。
今井様:モニタリング機能は月次報告において非常におすすめです。
ビジュアルがカラーで見やすく、当該月と累計が一目で理解できるうえ、勘定科目ごとの予実対比や仕訳データもすぐに確認できるので、経営者と担当者の双方にメリットがあります。
また、経営計画機能では中期計画や単年度計画を策定でき、相互に連動している点も魅力です。日々のお客様との打合せでは単年度計画を使用することが多いです。計画に変更が生じた場合でも即軌道修正することができ、最新データを反映させた状態で毎月決算予測が可能なので重宝しています。さらに、複数パターンの計画を策定することもできるため、さまざまなシミュレーションが見える化される利点があります。
お客様への経営支援サービスの提案はどのようにされていますか?
今井様:弊社では、お客様が経営する上での目標や不安を共有し、次のステージについて話し合います。その際には「未来の見える化」の必要性が高いことが多く、具体的な対策を提案します。
その場合、bixidのモニタリング機能や経営計画機能を画面で確認いただくことで、「見やすい」「やってみよう」と前向きな反応をいただくことがありますね。
bixidのサポート体制について、ご意見ご感想をお聞かせください。
今井様:bixidには、経営計画だけでなく、財務分析、資金繰り機能やKPIなどさまざまな機能があります。操作が分からない時や不具合が生じた時も、迅速かつ丁寧に教えていただき何度もピンチを救っていただきました。(笑)
また、ユーザー向けのイベントも定期的に開催されているので、他事務所の取り組みも聞くことができるので参考にさせていただいています。
bixidの導入を検討している方へのアドバイスお願いします。
今井様:bixidを活用して経営支援をおこなうことは、お客様と会計事務所がリレーションを強固にする手段の一つになると考えています。また、あらゆる会計データを取り込むことができる点や視覚的な見やすさも魅力です。経営計画を策定し、予実対比や資金繰りをモニタリングしながら強い会社を創るサポートをしていきましょう!導入や運用における負担も少なく、サポート体制も整っているので安心です。「bixid World」へようこそ!
税理士法人 横浜総合事務所様 導入事例
税理士法人 横浜総合事務所 様
業務形態税理士法人/法人
業種サービス業
事業概要税務・会計をはじめとした、各種コンサルティングサービス
所在地〒231-0023 横浜市中区山下町209 帝蚕関内ビル10F
設立1989年6月
社員数60名(TEAMyoko-soグループ総勢)
インタビュー協力Team戦略経営支援マネージャー 今井 崇智 様