Twitter Facebook
CLOSE

次の世代を育てる、
農業と経営のデータベース。

田邊農園
代表 田邊 圭一郎 様
貴社の事業内容をお教えください。
田邊様:水菜やルッコラといった葉物をメインに15種類の野菜を生産して、全国の飲食店、小売店、加工業者などに販売しています。弊社の野菜は化学肥料・化学農薬を使用しない有機野菜です。野菜の栽培を始めて今年で15年になりますが、初めは野菜の病気予防のために農薬を使い、小松菜だけを作っていました。お客様のニーズに応えるため生産品目を増やそうとした頃に、これからは有機野菜のニーズがあると考えたのが、有機野菜の栽培を始めたきっかけです。周辺の農家は「有機野菜は(生産・安定した収益を考えると)現実的ではない」と言う人も多かったのですが、一昨年からは無農薬で栽培できるようになりました。有機JASという認証がないと「有機野菜」と表示ができないのですが、認証が取れる段階に来たので、取得に向けて準備中です。味と鮮度にこだわった弊社の野菜は、一度食べたお客様の心を確実に掴んでいます。
経営をするうえで、特に重視しているポイントはありますか?
田邊様:いつも野菜と向き合う現場のスタッフ一人一人が、自分の感性と思考で判断して行動することです。私が指示を出してしまうと、スタッフに何か考えがあったとしても、そこで思考がストップしてしまいます。それでは若いスタッフが育たない。毎日現場で世話しているスタッフが見て、次に何をするべきか考えて判断するのが一番良いと思っています。その結果、いい野菜ができて、お客様に喜ばれて、十分な収入と生き甲斐を得て、また現場に向かう。この好循環を重視しています。自分で考えて行動した方が、楽しいですしね。そのためのあらゆる条件を整備するのが、経営者である私の役割だと思っています。 さらに、年間を通して安定した品質と数量を供給できることが弊社の強みです。青果の流通は通常週単位なのですが、安定した供給ができることを生かして、取引先に年間一定量の供給をしています。そのため、毎週次の注文があるかどうか不安にならなくてよく、安定した収益にも繋がるので重視しています。安定供給のために重要なのは、育成・生産のためのデータベースです。いつ種まきをして、いつ収穫できるのかなどのデータの蓄積をしていけば、感覚ではなくデータに基づいた確実な生産をすることができます。販売先は卸業者、加工業者、スーパー、飲食店などですが、販路の選択肢が複数あることも、安定した経営に繋がっています。ちょっと高めの値段設定ですが、弊社の野菜の良さを分かって購入していただける方ばかりなので、あえて販売先の業種は絞っていないこともポイントだと思います。
bixidの導入のきっかけを教えてください。
田邊様:インターネットでbixidを知り、調べて問い合わせをしました。実は3年ほど前までは税理士さんを付けずに経理をやっていて、商工会に見てもらうなどで対処していました。bixid導入前に、税理士さんに経理を見てもらったこともあるのですが、さまざまなタイミングが合わないことが多く、正直なところとてもやり辛かったのです。今、仕訳は自社でやっていて、数字を見たうえで経営を考えられる状態にやっとなってきた段階です。現在はライトプランですが、これから本格的にbixidを活用して、生産技術と同じように経営についても見える化して、次の世代に繋いでいきたい。まだ収益モデルができていない状態なので、そこから手掛けていきたいと思います。
bixidを導入後、経営管理においてどのような変化がありましたか?
田邊様:会計帳簿から経営判断に必要な数字を抜き出して整理する作業が必要なくなり、いつでも確認できるようになりました。bixid導入後、経営に対して「もっと分かるようになりたい、理解したい」という意識が芽生えてきたことも、自分のなかで大きな変化だと思います。例えば、経営する上ではキャッシュも大切です。では、キャッシュを生み出すために、その前に何が重要かを体系的に捉えるにはどうしたら良いか、そこに繋がる数字はどこだろうと考えます。体感としては何となくわかるけど、次に繋いでいこうとするなら、データとして見える化して分かるようにしていくことが重要だと思うようになりました。こういった点もbixidを使って学んでいきたいです。
bixidををお勧めしたいと思いますか?
田邊様:bixidはスマホでもパソコンでもとても見やすいので、まずそこがお勧めです。収益を上げるための仕事に追われると、会計に関しては仕訳入力だけで精一杯であとは税理士さんに丸投げ、となりがちですが、毎月の数字の振り返りを自動的にサポートしてくれてスマホでも見られるbixidは、経営者の強い味方になると思います。
今後の展望をお聞かせください。
田邊様:今は地域の数件の農家から野菜を仕入れ、弊社の野菜と一緒に販売をしていて、そういった新しい販売方法にも取り組んでいます。若い農業者たちと一緒に、本当に美味しい有機野菜を育てて世界中の人々を笑顔にしていきたい。そのためには、私はもちろん、スタッフや新規就農者たち一人一人が、たくさんのことを学んで判断していかなければなりません。判断材料となるデータを蓄積、見える化、共有して、有効に使うために、bixidを最大限活用して、良い会社にしていきたいと考えています。
田邊農園 様
業務形態:法人
業  種:農業
事業概要:葉物野菜の生産・仕入・販売。化学肥料・化学農薬を使用しない有機栽培の野菜は、味と鮮度にこだわり、一度食べたお客様の心を確実に掴んでいる。育成・生産に関わるデータを蓄積し、後進に繋げていく取り組みにも積極的。
所在地:〒739-1301 広島県広島市安佐北区白木町井原2385-3
設立:2018年5月2日(創業:2006年5月1日)
社員数(契約・パート・アルバイト含む):11名
インタビュー協力:代表 田邊圭一郎 様
税理士との関係性:自計サポート~財務コンサルティング