貴社の事業内容をお教えください。
折山様:WEBの広告代理店業務やWEBマーケティングの支援、WEB広告の運用代行などを展開しています。医療機関、製造業、ECサイト運営の企業様など、さまざまなお客様の課題解決を、WEBを通じて行っています。単純な広告運用の代行にとどまらず、クライアントの経営に深く入り込み、課題や目標をしっかりと共有した上で最適なプロモーションの設計から施策実行・改善まで関わらせていただいております。それにより、根幹からビジネス拡大のご支援をさせていただくことが特徴です。
WEBの広告代理店は、一般的に営業担当と運用担当が分かれている会社が多いのですが、弊社はクライアント様ごとに、営業から広告運用まで一貫して1~2名の担当で対応しています。そのため、お客様の課題やニーズに対して担当がしっかり運用に反映させ、スピード感を持って改善施策を実行することができます。お客様に寄り添い、長期的にお付き合いしていけることが弊社の強みです。
経営をするうえで、特に重視しているポイントはありますか?
折山様:顧客満足度の向上と、クライアントに価値を提供できているか、という点です。スタッフについても、自分が携わっている案件に対して行っている一つ一つの業務が、お客様に価値を提供することに繋がっているのかを自らに問いかけながら、業務に当たってほしいと考えています。提案、運用、その他の細かい部分まで、常に自分の持てる100%の力をお客様に提供し、力になれているか意識することを一番重視しています。
私自身、さまざまな仕事をさせていただく中で、お客様の売り上げ向上に大きく寄与したことがありました。目標KPIを大きく達成したことに対し、お客様から感謝のお言葉をいただいたケースがありました。その時、私自身とてもやりがいを強く感じ、こんなに素晴らしいことはないと実感したのです。単に売り上げを追及して業務に当たるのではなく、そういった素晴らしい成功体験をスタッフにも肌で感じてもらいたい。それが実現できる環境を作っていけるよう努力しています。
bixidの導入のきっかけを教えてください。
折山様:今年に入ってから、税理士事務所に紹介いただいたのがきっかけです。実は弊社で利用している会計ソフトで、決算申告などの最低限の数字の進捗推移や、PL(損益計算書)は見ることができます。ですが、bixidではその会計ソフトでは見られない財務の状態も見ることができ、特にBS(貸借対照表)が充実しています。これまでBSはあまり意識していなかったのですが、BSが見られることで、経営に関しての知見を深められると思ったことが、導入を決めた大きなポイントです。
通常の月次決算からbixidへの切り替えはどうされましたか。
折山様:会計ソフトに入っていた会計データを、bixidに連携しました。税理士事務所の方にサポートしていただいたので、スムーズに切り替えができました。
bixidをどのように利用されていますか。
折山様:週に1回は見るようにしています。月次決算の時には、税理士さんと確認しながらbixidを使っています。これからは経営計画にもbixidを使っていく予定です。経営計画は、今まではエクセルで作っていました。bixidで経営計画が新しくリリースされて、自分で管理できるようになったので、これから細かく売上計画を立てて行こうと考えています。
bixidを導入後、経営管理においてどのような変化がありましたか?
折山様:bixidを使えば、会社の各数字、指標が、今どういう状況かすぐに把握できます。把握して終わりではなく、それが客観的に見て良いのか悪いのか、他社と比較して自社はどうなのかも分かるようになりました。数字一つ一つが確認できるようになり、それが毎月どのように推移しているのか、その点も把握できるようになったのが良かったです。前年との比較、競合との比較も分かるようになり、今後の売り上げ予測に対する意識や、コスト意識も変わったことが、自分の中で大きな変化です。
bixidをお勧めしたいと思いますか。
折山様:私と同じように、BS(貸借対照表)まで意識していなかった方にお勧めしたいです。PL(損益計算書)は意識していても、BSを意識していない方は、じつは多いのではと感じています。PLだけに目が行きがちだったり、損益だけ気にしている経営者も多いと思いますが、bixidは資産の状況も把握できるのが良いですね。また、スマホやPCでも会社の経営状況について詳細に推移や予測の確認ができるので、状況のこまめな確認や経営計画の予測などをしっかりとしていく点においては、すべての経営者にお勧めしたいと思います。
今後の展望をお聞かせください。
折山様:現在展開しているWEBマーケティングやWEBの広告運用で基盤を整えながら、今後は何かワクワクするような事業を作り出して行きたいと考えています。さまざまな技術が進歩していく中で、新規事業サービスを生み出し、何かしらの価値をお客様や社会に提供できるように、会社を成長させていきたいと考えています。