経営力・財務力・組織力を強化し、
成長し続ける企業体質を目指す
株式会社ベストウェル × 大阪総合人財経営株式会社
20220413ベストウェル
兵庫県と大阪府をオンラインで結ぶ「bixider経営支援プロジェクト」。今回は、兵庫県内で地域に密着した介護事業を展開する、株式会社ベストウェルの代表取締役・西川弘氏が参加を表明してくださいました。

ビサイダーとして西川氏をサポートするのは、経営者に寄り添った幅広い成長支援の実績を有する、大阪総合グループ 大阪総合人財経営株式会社の佐藤充氏と密山文那氏です。

そして今回、ベストウェルの西川氏とビサイダーの2氏がプロジェクトの始動に向けて実施されたオンラインミーティング。キックオフとなる顔合わせの場で、どのような会話が交わされ、今後の方向性が導かれたのでしょうか。
20220413ベストウェル

さらなる事業拡大を目指すも、経営計画が追いつかず…

大阪総合人財経営 佐藤
佐藤
まず御社の事業内容をご説明いただけますか。
株式会社ベストウェル 西川社長
西川社長
1999年設立のベストウェルは、2000年の介護保険制度スタートとともに少しずつ事業を拡げ、現在は兵庫県内に10件の高齢者介護施設・事業所を展開しています。具体的には、居宅介護のケアプラン作成・訪問介護・デイサービスや、介護付き有料老人ホーム・グループホーム・サービス付き高齢者住宅の運営など、介護保険に関わるさまざまなサービスをワンストップで提供しています。
大阪総合人財経営 佐藤
佐藤
単に介護事業といっても、幅広い分野まで総合的に手がけていらっしゃるんですね。さらに今後も、施設数や事業分野を拡大していこうとお考えですか。
株式会社ベストウェル 西川社長
西川社長
やはり経営者として、新規施設や在宅の利用者様を増やして売上を伸ばし、地域の高齢者の方のニーズに応える会社として、継続的な成長を目指していきたいと考えています。
とはいえ、介護業界でよく言われる通り、弊社もまだまだ人手が足りませんし、将来の事業展開を見据えた経営計画や資金繰りなど、キャッシュフローを含めた財務管理が追いついていないのが現状です。
大阪総合人財経営 佐藤
佐藤
これまで会社の経営計画を作成されたことはありますか。
株式会社ベストウェル 西川社長
西川社長
以前は経営書などを参考にしながら、中期経営計画書を作成していましたが、現時点の実績に希望的な数字を上乗せしても、ある意味“勘”の数字でしかないので、当然ながら計画通りの結果は得られず、最近はまったく作っていません。
理想を言えば、早め早めに数字をチェックして、キャッシュフローなどの計画も立てていきたいのですが、経営的な部分については顧問税理士さんも経営計画のような未来についてのアドバイスはありませんので、私自身だれに相談すればよいのかもどかしい思いを抱えたまま、次の一歩が踏み出せないでいました。
大阪総合人財経営 佐藤
佐藤
やはり、経営面のアドバイスや経営計画の作成支援などにはタッチされない税理士さんも多いようですね。ちなみに、会社の会計処理はどうされていますか。
株式会社ベストウェル 西川社長
西川社長
顧問税理士さんから勧められた会計ソフトと併せて、最近ではクラウド型の会計ソフトも導入し、経理担当がデータ入力の自動化を取り組みながらシステムの構築に奮闘していますが、まだまだフルに機能するまでには至っていません。
そうしたなか、たまたまメールマガジンで知ったbixidの経営計画機能や部門別管理機能、さらには今回のプロジェクトに興味をもち、経営のセカンドオピニオンを仰ぎながら挑戦してみようと応募した次第です。
大阪総合人財経営 佐藤
佐藤
そうでしたか。経営コンサルを重視する私たちとしても、bixidを活用しながら西川代表のアドバイザーとして支援できることをうれしく思います。
株式会社ベストウェル 西川社長
西川社長
私も先生方のアドバイスに期待しています。ぜひ、いろいろとご教授ください。

企業成長を支えるマンパワーと組織力を強化したい

大阪総合人財経営 佐藤
佐藤
そのほか、経営面で改善・強化していきたい部分はありますか。
株式会社ベストウェル 西川社長
西川社長
まずは、マンパワーと組織力の強化ですね。たとえば、介護サービス利用者の方を増やすにしても、営業的な活動が必要となりますが、その要員もアプローチもまだまだ足りていないのが現状です。
また、介護チームのリーダーとは定期的にミーティングを行って、ここまで頑張ろうという指標は示しているものの、ある程度、各リーダーに任せている部分が多く、明確な数値目標や行動までは共有できていません。
大阪総合人財経営 佐藤
佐藤
ちなみに、社内でKPI(重要業績評価指標)は運用されていますか。
株式会社ベストウェル 西川社長
西川社長
はい、部門別にKPIを設定して定期的にチェックしています。ただ、目標の数値に確たる裏付けがなく、高い精度で効果的に運用できているとは言えませんね。本来であれば、経営サイドが精度の高い仕組みを構築し、しっかり監督・フォローした上で現場にフィードバックする、という体制を作っていくべきなのですが、マンパワー的にもなかなか手が回らない。
大阪総合人財経営 佐藤
佐藤
人手不足のなか、ご苦労も多いと察しますが、KPIで経営を見える化できる点もbixidの特長ですし、組織力の強化という点からも、私たちがご提案できることは多いと確信しています。
そうした点を含め、西川代表の課題感に対する解決策やアプローチを、今後のプロジェクトを通して一緒に導いていきましょう。

従業員が明るい未来を描ける会社に成長させたい

大阪総合人財経営 佐藤
佐藤
では最後に、西川代表が今後のプロジェクトに寄せる期待や意気込みなどをお聞かせください。
株式会社ベストウェル 西川社長
西川社長
今回のプロジェクトを通して、会社の経営面・財務面・組織面など、自分のなかでモヤモヤして進めなかった部分をクリアにすること。そして、スピード感と計画性をもって会社を成長させ、従業員も明るい未来を感じながら成長できるような組織を作っていきたいですね。
大阪総合人財経営 佐藤
佐藤
そんな会社の未来像を描くためのアプローチを、より鮮明に打ち出していくことがビサイダーのミッションだと思っていますし、経営・財務・人事の3つの視点からの成長支援は私たちが得意とする部分でもあります。これからの半年間、西川代表の伴走者として応援し続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社ベストウェル 西川社長
西川社長
心強い言葉をありがとうございます!こちらこそ、よろしくお願いします。
会社の経営・財務・組織に課題感を抱える西川氏と、その3点を軸とした支援を得意とするbixider(ビサイダー)。まさにベストなマッチングとなった経営支援プロジェクトの今後の展開に、ぜひご注目ください!
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我が国における高齢化問題と介護業界での人手不足は、社会問題として見過ごすことのできない大きな課題です。グループに医療法人を持つベストウェルの西川代表は自身もドクターであり心と体への貢献と創造と挑戦を続ける経営者です。経営者として数字に対する意識を磨き、会社の成長を描くことが社会への貢献と従業員の幸福につながる、との西川代表の情熱に負けないようにしっかりとサポートさせて頂きます!
活用するbixidの機能
株式会社ベストウェル
兵庫県内に高齢者向けの介護施設を多数展開し、地域に密着した質の高い介護サービスを提供。企業理念は「誠実さと思いやり」「心と体への貢献」「従業員の幸福と社会への貢献」
代表取締役:西川 弘
本社所在地:兵庫県神戸市
創業:1999年
事業内容:介護事業・グループホーム運営・サービス付き高齢者住宅