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IT時代のレピュテーションリスクを学ぶ

2022年 7月21日
組織強化 トレンド

IT化が進んだ現在、多くの消費者が自らのSNSアカウントを持っています。
誰もが気軽に商品やサービスについての評価や意見を発信することができる昨今、企業や商品・サービスに対する投稿は経営の追い風になることもありますが、一方では倒産に追い込まれてしまうような事態を招く可能性も孕んでいます。

このような悪評が及ぼす企業へのリスクは「レピュテーションリスク」と呼ばれ、IT時代に企業が避けなければならない危険の一つとなっています。
レピュテーションリスクとはどのようなものなのか、その発生原因や影響、防ぎ方について見ていきましょう。

レピュテーションリスクとは

「レピュテーション」とは評判・風評という意味の単語です。
レピュテーションリスクとは風評のリスク、つまり「企業の評判やブランドのイメージが低下することによってさまざまな悪影響がもたらされるリスク」のことを指します。

SNSの台頭により、誰もが気軽に企業のレピュテーションを発信することが可能になり、そのレピュテーションの拡散にかかる時間もとても短くなりました。
そのうえ、それらのレピュテーションに誰でも簡単にアクセスすることができるので、企業がレピュテーションリスクに備える必要性は急激に高まっていると言えます。


レピュテーションリスクの原因と影響

レピュテーションリスクに備えるためには、レピュテーションリスクの発生原因を知っておかなければなりません。
レピュテーションリスクの発生原因にはいくつかの種類があります。
主なものをご紹介すると次の5つにまとめられます。

▼社内不正及びその内部告発
▼元従業員によって広められる悪意のある口コミ
▼『バイトテロ』に見られるような従業員による不適切な行動や発言
▼商品の不具合が高頻度であるなどサービスや商品の品質が低下
▼違法な長時間労働や産地偽装などの法令違反

レピュテーションリスクは上記のような原因によって発生し、初期段階で速やかな対処がなされず放置されると、顧客離れや売上の減少・株価の下落などが起こる可能性が高まります。

社会的に信用を失った企業からは人材が流出していく恐れがありますし、一度失った信用を取り戻すためには莫大なコストがかかることが予想され、最悪の場合には企業の倒産という事態に繋がってしまいます。

つまり、レピュテーションリスクに留意し、その発生を防ぐことは、今後の企業の存続や成長に大きくかかわってくるのです。


レピュテーションリスクを防ぐには

それでは、レピュテーションリスクの発生を防ぐために企業はどのような点に注意したらよいのでしょうか?

レピュテーションリスクに対処するためにまず重要なことは、現状を調査し把握することです。
Web上での自社の評判がどのようなものであるかを、競合他社との比較もしながら把握しておきましょう。

そのうえで、SNSなどネット上の動きを監視し積極的な情報開示をおこなうことで、悪意のある口コミや誤解から生じた悪感情に基づく情報の拡散を防ぐことができます。

また、従業員による個人情報の流出や不適切な発言・行為を防ぐためには、情報リテラシーに関する従業員教育をしっかりとおこなうことが大切です。
同時に従業員の労働環境にも目を配り、不満がたまった従業員から内部告発を受けるというような事態になることも防ぐ必要があります。

最後に、このような対策を取ってきたにも関わらず、レピュテーションリスクが発生してしまった場合に備えて、速やかに対処できるような体制を整えておくべきです。
起きてしまった事象に対して速やかに正確な情報の発信や、誠意ある対応をとることでリスクを最小限に抑えることができます。

一度失った信用を取り戻すには莫大なコストと時間が必要です。
そのような事態に陥らないよう、リスクに対して事前に備えておくことを意識しておきましょう。


まとめ

SNS全盛時代、ネット上での評判は時に企業の存続にも関わってくるほど大きな影響を及ぼしてしまいます。

レピュテーションリスクの発生原因や影響を理解し、今のうちから社内体制をしっかりと整え、できる限りのリスクを減らしていきましょう。