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中小企業のためのWeb広告ことはじめ

2021年12月16日
業務改善 営業/マーケティング

SNSが生活に浸透した現代社会では、マスメディアによる広告の威力が限定的になってきています。そこで今押さえておきたいのが、Web広告です。

今回はWeb広告の基本を押さえるとともに、中小企業が注意するべきポイントについてご紹介していきます。


Web広告の基本を押さえる

Web広告はWeb上にある様々な媒体やメールに掲載する広告全般を広く指し示す言葉で、インターネット広告やデジタル広告などという呼び名も存在します。掲載される媒体は多岐にわたっており、一般的なWebサイトや各種SNS、動画配信サービスなどの広告も対象となります。

Web広告はこれまで一般的であった「マス広告」とは異なり、広告の効果測定やターゲティング、低コストでの運用などが可能であることが特徴です。少ないコストの中でより効果的にターゲットに行動促進できることから、コスト面で大企業に遅れを取りやすい中小企業には大きなメリットが有るマーケティング手段と言えるのです。

Web広告のメリット・デメリット

では、Web広告のメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリットとしては、安価で広告出稿ができること、短期間でも効果が得られること、そして効果測定をしながら適宜改善が行えることが挙げられます。

マス広告は1回あたりの金額が高額であることに加え、一度出稿してしまうと内容を変更することはほぼ不可能です。しかしWeb広告であれば、低コストでスタートしてその効果を数値で見ながら、ターゲットにより効果的に刺さるように調整していくことが可能となります。

少ない予算の中で効果を出すことが求められる中小企業にとって、この点は大きなメリットといえるでしょう。

デメリットは媒体によって異なりますが、全体を通して、実際に運用していくための知識力や分析力が必要となることがネックになると考えられます。Web広告の運用には、Webマーケティングの知識と広告運用の知識が必要となります。また、より成果を上げるためには効果測定で得られた数値を多角的に分析し、改善策を講じていくスキルも求められます。

場合によっては専門家の力を借りたり、マーケティング人材の確保を必要とすることが、Web広告全体のデメリットといえるでしょう。

中小企業が気をつけるべきポイント

それでは、中小企業が特に気をつけておくべきポイントを押さえておきましょう。

まず前提として、マーケティングに対する意識を変えていくことが求められます。
「良い商品、良いサービスであれば顧客が買ってくれる」という時代は、もう過去のものです。市場を的確に分析し、顧客の抱えるニーズを汲み取り、競合との差を明確にしてターゲットに刺さる広告を作り上げる。このマーケティング視点を持つことが、これから生き残っていく中小企業には必要不可欠となります。

次に重要となるのが、自社の強みをきちんと洗い出すことです。
自社の商品やサービスが選ばれている背景には、必ず理由があります。その点に気づき、しっかりとその強みに沿った広告戦略を打ち出していくことができれば、Web広告でも大手や競合企業に負けることはありません。Web広告への挑戦を自社の商品やサービスを見つめ直すチャンスと考えることも、有効といえるでしょう。


まとめ

今回は、Web広告の基本と中小企業が気をつけるべきポイントについてご紹介しました。

スタートするまではハードルが高く感じるWeb広告ですが、うまく使えば大手企業とも張り合える可能性を秘めています。まずは正しく知識をつけて、自社の商品を見つめ直すことから始めてみましょう。