デザイン4原則で作る「第一印象を変える」営業名刺
こんにちは。YKプランニングデザイン部です。
お客様に訪問するときや営業に出向くとき、一般的に名刺交換から始まります。
名刺は、コミュニケーションのきっかけやその人の第一印象など、自社をアピールする重要なアイテムとなります。
そんなお客様に必ず見せる名刺、「必要な情報」が「正しく整理」されていますか?
今回は、コミュニケーションのきっかけとなる名刺について改めて見直し、「デザイン4原則」を使って第一印象を変える名刺を作成してみましょう。
名刺に必要な情報
まずは、名刺に載せるべき内容を確認しましょう。
例えば、
・名前
・会社名/事務所名/法人名
・会社ロゴ
・所属部署と役職
・会社住所
・電話番号
・メールアドレス など
必要であれば自社サービスの紹介、コーポレートサイトや自社サイトのQRコードを載せてもいいかもしれません。
上記の情報を名刺に載せるとこのような状態になります。
名刺に情報は載っていますが、雑然としていてわかりにくく感じます。
この名刺に「デザイン4原則」を使えば、わかりやすく情報を整理することができます。
基本原則1:近接
人間は位置が近いもの、まとまっているものを「関連性のあるもの・情報」と認識します。
なので、情報がバラバラの状態になっている場合は「関連する情報でまとめてあげる」と頭に入ってきやすくなります。
名刺で「近接」を適応させると、「会社ロゴ」「会社情報」「自分の情報」にまとめられます。
基本原則2:整列
「近接」でまとめられただけではきれいな名刺とは言えません。
「整列」と組み合わせることによって、各要素のつながりや統一感を見せることができます。
今回は、テキスト情報を左揃えにすることで情報が頭に入ってきやすくなります。
基本原則3:強弱
載っている情報が単調であると、どの情報が重要なのか判断するのはとても難しいことです。そのような場合は、文字の大きさや太さ、色の変更などをすると情報に強弱をつけることができます。
名刺の中で「重要度の高い情報」は名前で、「重要度の低い情報」は会社住所や電話番号です。
基本原則4:反復
反復は同じパーツや配置パターンを繰り返すことによって、情報をスムーズに吸収することができます。
今回はアイコンで反復を利用しています。
名刺裏にも気配りを
今回は名刺の表を整理しましたが、名刺の裏にもデザインしてみるのもおすすめです。
裏面に「自身のプロフィール」「サービスの詳細」「SNSの誘導」などを記載することで、コミュニケーションのきっかけや相手に自分のことを知ってもらう機会を増やすことができます。
ここもデザイン4原則を使用して内容をまとめましょう。
名刺の印刷
社内印刷でも素敵な名刺は作成できますが、印刷会社に依頼して箔・型押し加工や、角を丸くする加工で印刷すると、ほかの人とは違った個性を出した素敵な名刺が作れます。
まとめ
世の中にある「良いデザイン」はこのデザイン4原則が必ず使われています。
コミュニケーションのきっかけになる名刺を自分で作成することも、話を盛り上げる話題の1つになるかもしれません。
今回紹介したデザイン4原則「近接・整列・強弱・反復」は、名刺だけに限らず、営業資料やチラシなどのレイアウトにも活用できるので、知っていて損はないスキルです。
ぜひ覚えていろんなシーンで使ってみましょう。